ドラえもんの映画の感想①
ドラえもんの映画の感想が思ったより長くなった。
amazonプライムで最近よくドラえもん(旧)を観るのだけれど、ドラえもんの映画に詳しい人がまわりに意外と多い。
みなさんこぞってオススメを教えてくれる。ありがたい。
さっき見たのは「ドラえもん のび太の鉄人兵団」で、これは職場の上司のオススメ。
「ジャイアンのハムがとにかく美味しそうなんで、僕はこれが一番好きです」とのこと。
ご飯を食べながら観てTwitterに感想のせてしまいました。
集中力がないのと、あとで感想を見返すためにツイートしながら観ました。
ながら観あんまりよくない。
感想を書くためにメモってはいますが、あやふやなところも多いです。
ーーーーーーーーーここから感想ーーーーーーーーーーーーーー
・敵のフォルムがやたら虫っぽくて怖い。夜に活動的になって、集団で行攻撃してくる恐怖。
小学生の、のび太たちが徹夜で敵を見張ってるのを見て自分も心細くなった。
こういうときの大人は主人公たちのSOSと異質な非日常に気がつかない。
自分がのび太のママの年齢に近づいたから、わかる怖さ。だって私がママだったらのび太のいうことスルーすると思うから。
・都心が舞台なんだけど、もうひとつの世界の都心が人間がまったくいなくて怖い。
合わせ鏡の不穏さを思い出させる鏡の世界。あべこべ!←この言葉を久々にきいた。
毎度毎度、異世界に行くひみつどうぐは、きちんと戻ってこれるか不安になる。
(いつも回収されたり壊れたりして恐怖をうえつける! 置きっぱなしにしないで!片付けて!)
・ロボットと人間、各々の未来を守るために戦ってる?
ドラえもんはロボットだけど友達でもあり人間であるのび太たちの味方。スネ夫由来のコミカルな言動が愛らしいミクロスもそう。
・ドラえもんもミクロスも人間との見た目の違いは明白。ミクロスはスネ夫のロボットに似てるけど、フォルムでいったら敵のロボットと大差がない。でも、リルルだけなんであんなに人間に寄せてるんだ……。もちろん見た目が近いことは色々な理由になってると思う。
・しずかちゃんとリルルは最後まで人間とロボットの違いと未来を葛藤してお互いの世界をより良くしようとを行動した。でもドラえもん、のび太、スネ夫、ジャイアンは敵の世界を「悪を排除する」みたいな言動で破壊していないか? もし敵が虫じゃなくて人型だったらのび太には敵を撃てただろうか? 破壊しすぎでは。
自分たちの見た目と乖離していればしているほど躊躇なく攻撃してはいまいか? 敵の虫ロボットとドラえもんたちが和解して道具の力で別々にの世界で暮らすことはできなったのかな……。あえてやらなかったのかな。
・ハッピーエンドも勧善懲悪もないけど、みんな自分にできることを一生懸命やったのはえらい。
・30年近く前の作品なのに、めちゃくちゃ考えさせられることが多い。
・リルルとしずかちゃんの最後のシーンらへんからの曲がとても素敵でかなしい。(武田鉄矢氏はドラえもん映画で活躍しまくり)でも、見終わったあとに何でか「今日の日はさようなら」が頭の中で流れてボーッとした……。
・比べることではないけれど「これってのちのちの作品がオマージュしている!?」と数回にわたって後世のクリエイターへの不二子先生の多大な影響を感じた。
・ドラえもんの映画には馴染みがなかったけど、これからもっと観ようと思う。
・ジャイアンのハムはめっちゃ美味しそう、店から食べ物を持っていくやつやりたい。
・ラーメンを食べるとき「湖にみるみるオイルがー!」と言って脂を箸でつつきます。